親族の高齢化。どれが所有している土地か記憶があやふやに。
今から十数年前、祖父の死をきっかけについに我が家にも遺産相続が問題に。といっても、ずいぶん前に農家をリタイヤした祖父には残された祖母が暮らしていける預貯金とあまり資産価値のない田畑や山ばかり。
私の父も東京で働いていたため、当時は遺産はすべて祖母にという感じで簡単に済ませてしまいました。故郷を離れて数十年の父には祖父の親戚関係のやりとりから発生した田畑や山についてはよく分からなかったのもあります。
ところが、最近祖母が痴呆により記憶があいまいになってきてから色々不安に思うことが増えました。預貯金はゆうちょ銀行等で管理してもらっているから大丈夫なんですが、問題は田畑や山。村社会のやりとりというのでしょうか。口約束で土地をやりとりしていたようで、実際の登記と合わないところがあります。また関係者も高齢化し、当時を知る人も少なくなりました。
それに山などはどこの山だかもわからず、わかったとしてもどう処分していいのか…。幸い今までなにもありませんが、もし、所有している空き地や山でなにか産業廃棄物や山火事があったらどうなるんだろう。
後々私にふりかかってくる問題かと思うと、早いうちに放置してある田畑や山を処分したいのですが、どうやって調べたらいいものやら…。地方は弁護士も少なく、また東京の弁護士にお願いするとなったら受けてもらえるのでしょうか。
DATE:2017/01/10
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